思います か 断言か。
〜だと思います。という言葉は、便利だ。
自分の考えを述べる際はもちろん、責任の所在を曖昧にしたいときにも。
会議室なのか、現場なのか。
〜です。 と断言すると、自分はその言葉について責任を持つことになる。
いわば「自己の主張」もしくは「意志」の表示。
〜だと思います。 は、異なる。
この場合は「私はこう思いますが決めるのはあなたですよ」
という趣旨である場合が多いかと。
いわば「自己のつぶやき」、「意思」の表示。
とりわけ目上の人物を相手にすると、後者になることが多い。
自分も後者になってばかりである。
意志という言葉には、当事者意識とそれに基づく現実での試みへの責任感が感じ取れる。
だが、目上に対して意志表示をすることが、ぶつかり合うことも多い分
前に進めると実感中である。
自戒をこめて。