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宮崎県綾町の養蚕・天然灰汁発酵建てによる藍染めと紬・絣織の着物づくりを行う染織工房で働いております。

やってきたことは何も間違ってない。

 

調べれば調べるほどに、その正しさがわかる。

 

先生が親の後を継いだ時から、独自性を求めて綾に移り住み

 

古代の染織を復元しようと古法天然灰汁発酵建ての藍染めを再現し

 

帝王紫と言われた貝紫色をその分子構造に着目し藍染めと同じ化学反応の原理を利用して復元した。

 

大量生産大量消費のために品種改良された交雑種では天然藍染めによってラウジネス現象が起こるため、美しく染め上がる品種を求めて日本の原種である蚕、”小石丸”にたどり着く。

でも小石丸は品質は良いが量が取れないため採算が合わず生産する農家がいないから自分の工房で生産を始める。

 

 

それらをやっていた30年前の世間の眼はバッシングの嵐。

 

それがどうだ。

本質が求められる現代であちこちがそういう動きに取り組んでいる。

看板の偽りも含めて。

 

 

だからこそ尚更、きちんと昇華したい。

 

 

 

 

  

そりゃそうか。